マッサージ後の「だるさ」「眠気」は好転反応?見極めと安心のためのポイント
マッサージや整体のあと、体がだるくなる・眠くなる・頭痛がする…。
そんな体調の変化に「施術が合わなかったかも?」と不安になったことはありませんか?
それ、『体がバランスを取り戻すために起こる“好転反応”』かもしれません。
でも、すべての反応が“良い反応”とは限らないことも、実は大切なポイント。
本記事では、国家資格「あん摩マッサージ指圧師」を持ち、施術歴20年のたまゆらさんの監修のもと、“信頼できる施術者を選ぶ”ことの重要性と、正しい対処法をお伝えします。
- 【監修:たまゆら |国家資格あん摩マッサージ指圧師】
- ▼プロフィール
たまゆら さん/たまゆらマッサージ治療院 代表
愛知県在住。3人の息子を育てる母。国家資格「あん摩マッサージ指圧師」、民間資格「BBIT認定療法士(脳ベースインテグレーション療法)」を保有し、施術歴は20年、開業10年。特に、子どもの不調や発達の悩みに寄り添いながら、体の自然治癒力を高めるアプローチを得意とする。施術では「ただのリラクゼーション」で終わらせず、親御さんや女性たちの“心の声”にも耳を傾け、信頼と安心を大切にするスタイルが支持されている。

好転反応とは?でも“すべてが正しい”わけではない
施術によって血行やリンパの流れが促されると、
老廃物や緊張が動き出し、一時的に不調のような反応が出ることがあります。これが一般的に“好転反応”と呼ばれるもの。
よくある例:
- 強い眠気
- だるさ
- 軽い筋肉痛
- 微熱や頭痛
通常は2〜3日以内に落ち着くことがほとんどです。
好転反応に見えるけれど、注意すべきケースもある
一方で、「すべての不調を好転反応と捉えてしまう」のは非常に危険です。
以下のような場合は、適切ではない施術が原因である可能性も:
- 症状が3日以上続く
- 痛みやしびれが増してくる
- 高熱や息苦しさがある
- 施術中に強い痛みを感じた
こうした症状は、“体の声”として受け取り、早めに施術者に相談するか、別の専門家に意見を求めることが大切です。
なぜ施術者選びが重要なのか?
マッサージは“癒し”だけではなく、
人の体に直接アプローチする“医療的ケア”の一面も持っています。
だからこそ、国家資格「あん摩マッサージ指圧師」などの専門知識と技術を持った施術者かどうかを確認することは、安心・安全な施術のための大きな指標になります。
たまゆらさんも「“癒されたい”という気持ちに応えるだけでなく、体の反応に責任を持てる施術者であることが必要」と語ります。
好転反応が出やすい30代〜40代女性の体と心
この世代の女性は、家事・育児・仕事に追われ、自分のケアを後回しにしがち。
疲労やストレスが蓄積し、流れを整えるだけで強く反応が出るケースもあります。
「頑張り続けてきた人ほど、変化が出やすいんです」とたまゆらさん。
だからこそ、安心できる施術者のもとで、丁寧に体と向き合う時間を持ってほしいのです。
好転反応が出たときのセルフケア
- 水分をしっかりとる(白湯や常温水)
- スマホ・SNSから少し離れる
- リラックスできる服と空間を選ぶ
- 早めに眠る
体と心を「休ませること」に集中できる時間が、自然な回復を助けてくれます。
自分を大切にする選択を「施術者選び」から
施術は、直接体に触れる“大切な時間”。
だからこそ、「誰にゆだねるか」はとても大切です。
“なんとなく気持ちいい”だけで終わらず、
体の反応をきちんと見て、必要なサポートをしてくれる施術者。そんな人と出会えることが、安心と回復につながっていきます。
国家資格を持った施術者かどうかも、判断材料のひとつ。知識と経験に基づいた施術が、体を守り、心をゆるめてくれます。
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